地域密着型のお店の限界

 当社はそれを意識した事は無いですが、きっと「地域密着型」なんだと思います。というかそうです。

 なぜなら、売買は、相場把握は出来るにしても、随時情報を更新出来ている範囲は福山市が限度。それも郊外は掌握出来ず。
 管理物件はほとんどが府中市内。遠くて福山市北部。案内の出来る範囲も、片道一時間という枠だと、福山市尾道市府中市が常識的な範囲内であろうと思います。視覚と同じで、遠ければ遠いほどフォーカスがズレて情報の精度も坪単価等の感覚もボヤけちゃいますからね。

 といった当社ですが、最近出会う、業績の良い経営者さんの話を聞いてみると、業績の良い理由に共通点があるわけです。
 その方々も、私と時々話すくらいなので、地域で地域のお仕事をしている方々。人数といっても50人未満の会社で、社長の方針によって会社の進む方向が変わる規模。それでも今年、過去最高益更新と言ってる。

 その会社に共通する点は、
・地域にこだわらず、どこのエリアの仕事といっても、NOとは言わない。そのために、明日北海道の仕事が入って来ても北海道でシッカリと仕事している人とのパイプを、日々、社長がガンガン人脈を作っている。
 そして、「不動産屋といえども、同じ動きは可能よ」
 と言う事でした。それを聞いて大ショック!

 私はこの辺りでフワフワしておけば仕事はそこそこあるし、それのみが仕事と思っていました。
 なるほどその視点であれば、動いて効果のある範囲は無限に広がります。そのシステム作りのための動き方のヒントも教えて貰えたので、仕事の獲得方法を大幅に変えるべく、色々と出ています。
 よって、今後は事務所に余りいないかもしれませんので、私に用事のある方は、いつでも携帯鳴らして下さい(笑

 人生、日々勉強です。地域密着型といえども、地域密着の意味も会社の方針によって色々。33歳の今、気付けて良かった。まだ知らん事だらけだがっ