君は死んだノラ猫を売れるか?

 タイトルは、日本電産の永森会長のお言葉です。どの本に書いてあったか失念しました・・・2-3年前のPRESIDENTにも載っていたと記憶してます。

 ノッてきている営業マンを見つけたらそのような言葉をかけてみるそうな。
 血統書付の猫であれば売るのはたやすいが、ノラ猫となれば話しは別で、ましてや死んでいるとなれば尚更だ。との事。

 価値の高い商品であれば売れるが、そうじゃなくてどこにでもある物、さらには高額で売ろうとすればそれは相当考え抜かなければならないですね。
さらに私は、「僕なら売るけどね」と会長が言ってるんだと思います。というか会長なら実際に沢山売るでしょうね(汗


 この文章を見て、当時物凄い衝撃だった事を覚えています。

 不動産でも同じ事が言えるわけで、「誰が買うんだよ、こんなところ」って細長い三角形になっている土地。でも、売ろうと思えば売れるんですよね。それも、それを扱う不動産屋さんのトーク次第。
 不動産屋が「ただの三角地」と思っていたら売れるわけないですわな。実際にはめ込んでみたら、四角い土地より快適だったり。

 二束三文でどうにも活用の出来ない土地も、関東のアパート経営で儲かっている方で、土地代が安い所に償却資産を作りたいって事で、土地を二束三文(それでも相場より高額)で購入してアパートが建てられた事があります。まあ、全然満室にならんけどね(汗

 死んだノラ猫も、売る方法を考えたら、実際に売れるかどうかは分からないけど、意外とアイディアは出るわけで、ハナから「ノラ猫だから」と思わず、「考えてみる」という思う事自体が大切なんだろうと思います。
 私だったら死んだノラ猫は・・・・・2,3思いついた事はありますが、頭がおかしいやつと思われたらいけないので書かない・・・書けないです(笑

 あの人は売るけど私は売れない。じゃ悔しいですからっ。日々勉強であります。