修行について

先日、不動産のことでかなり困っておられる方が来社されました。

音の面で苦労されているそうです。
「不動産屋からは一切そんな事は聞いていない。」・・・・ここまでは僕でもまあどうしようもない。
ですが、
「そのことを相談したけど、まともに取り合ってもらえない」

という事については少し疑問でした。

コミュニケーション講師もしているんですが、その立場としては、
「大変だったんだー」

という友人に対しては

「大変だったんだー、悩みだったらいつでも聞くよ」

というオウム返しでも十分に癒やされる。

契約をした不動産屋を頼ったにもかかわらずそのような対応をされ、とても傷ついておられた様子でした。

僕自身、色んな資格を取得しましたが、資格を沢山取ってみて思う事は、やはり「修行」の大切さだと思います。修行の1つに資格がある。

お客さんの言葉を聞き、向き合って、解決策を考える。

ここに不動産取引が産まれたら報酬が発生する。という事だと思います。


先ほどの「まともに取り合ってもらえない」
という事で言えば、「不動産での音の辛さ」を知って無ければ?考えた時間が十分でなければ?色んな人からお聞きする「音で苦労した」エピソードを沢山もって無ければ、「分からない」という事からそのような対応になってしまうのも頷けます。


私もその話しを聞き、やはり毎日、怠ることなく修行を重ね、お客様が言わんとすることをより鋭敏に察知出来るようになろうと考えました。