天主実義

 図書館で、「やさしい経済学」(1962年くらいに出てるそうです)を予約したんですが、先日、届きましたというお知らせメールが入っていたので、かんなべ図書館まで取りにいってきました。


 合わせて3冊ほど届いてたのでその存在に気づかなかったのですが、帰っていざ読もうとしてビックリ。タイトルが「天主実(實という旧字だった)義」となっているのです。


 予約ミス?それとも、他の人の分を渡されたのか?と思い、メールを再度チェックしてみると、「やさしい経済学がかんなべ図書館に届いてます」とのメールの履歴が。ということは、他の人のを間違って渡されちゃったって事かね。


 内容は、タイトルから想像するに、長崎に天主堂ってのがあるし、キリスト教系の本かな?と思ってパラパラと見てみると、その通り。
 しかし昭和46年の本で、しかも漢語で書かれた本を訳してあるような本なので、1ページ見ただけでオーバーヒートしそうな内容というか日本語の羅列。ムリムリ。
 

 私からしたら全く興味の無い本でも、予約して待ちわびてる人が居るんだろうからと先ほど返却しにいきました。「間違って他の人が予約した本を渡されたみたいで確認お願いしまーす。」
 図書館の方がバーコードを読み込んで返却手続きをすると・・・(返却ーやさしい経済学)

え?

 バーコードと商品名が一致してなかったんだそうです。どんだけシステム化しても人間が入力するとこでミスしてたらこうなっちゃいますね。ありがち。


 ちなみに後から電話をもらって教えていただいたんですが、「やさしい経済学」という本も昭和45年前後くらいの出版で、しかも10巻タップリあるそうです。(汗
 福山図書館にはもう無く、東広島の図書館にはあるから取り寄せもできますが?と言われたんですが、読まなきゃならない本が山ほどあるのに、この天主實義のような昔の日本語で書かれた経済学の本を読む気がおこらず、「読みたくなったら言います」といってお断りしちゃいました。そんなこともできるのですね。

あの天主實義までも幅広く網羅してる福山市図書館NetWork。侮れないぜ(なんか違う