景気浮揚?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090218-00000493-reu-bus_all
トヨタが増産を発表しましたね。
去年、行政書士の勉強をしていた頃、日本の好景気不景気の歴史なるものがありましたが、実は不景気こそ長続きした前例が無いんですよね。
 ただ、前のりそな銀行の救済の日を期に景気が上昇し続けた、とかいった時も、実は右肩上がりが始まってしばらくの間は、だーれもそんな上昇を実感せず、後付で、「あの日が底だったんだね〜」て言うだけで、実は今回も既に底値は既に付けていて、実際大分後から見たら、底の日に何か理由つけて、それキッカケで回復したと言うんじゃないんか。
 というのが持論なんですが、現在の株価見たら結構割り込みそうで怖いですな。割らない方に賭けてますが(笑

 さらに、不動産の話では、どうやら既に、マンションの買い時感が高まってきているそうです。確かに売りたい人がいっぱい居て、新しいのもいっぱい余ってて、金利も最低で、非常〜〜に買いやすい状態になってますね。良く考えたら、実際、当社でも土地探してる方は減ってないんです。ただ、世の中の情勢を鑑みて予算が以前と比べて2割引き以上安い「目玉商品出たら買いますわ作戦」が多い印象です。

 そういえば数ヶ月前に固定金利の見直しがあった大家さんと、今月見直しがあった人とで、金利にえらい開きがありました。数ヶ月前の方は現状維持。今月の人は相当下がってました。数%って感じで。6000万の残債があった場合、1%の差でも一年間で60万。金利見直しのタイミング的には今の状態が一番いいんですね。銀行も優良な債務者へはサービスしてでも貸し出ししたいでしょうから。むしろ借り得?

 といったわけで、拾い上げようとしてみれば、ポジティブな話もいくらか出てきてますよね。75%の企業が業績悪化、とかいうちょっと前のニュースも、逆に言えば「このクソ不景気に25%の企業は伸びている、もしくは前年同様の状況」という事も言えます。
 昔、四季報の編集の人が、「良い記事も悪い記事も、どんな情勢でも10ずつは書ける」といった話をテレビでしていました。良い時も悪い時も、表に見えてる話の裏を見て見る事って非常に大事だと思います。景気が回復しだしたら今度はスピーディなのかな〜。今はまったく想像できんですけどね。
 山高ければ谷深し、とは言いますが、谷深ければ〜、になって欲しいですな。当面、とにかく現在願うのは、これ以上広島県、特に府中市の企業が倒れないで居て欲しいって事です。全てに響いてきちゃうので(汗