欧米の新聞は、既に死んでいる〜日経ビジネスオンライン

バフェットが新聞業界を「投資に値しない」とバッサリ!?下記の記事をご覧下さい。
欧米の新聞は、既に死んでいるー日経ビジネスオンライン

 欧米の新聞業界が終焉を迎えつつあるらしい。確かにシェアを大幅に奪われるのは必定ですよね。RSSで興味のある情報のtitleと要約文が届き、さらにその中から興味を引いた記事のみをpickupして読む事に慣れた人間にとっては、新聞自体、既に用事はナシ。
 私としては、仕事柄、弔報が必要なので、チラシが必須だから新聞は購読しているわけですが、それすらもウェブで閲覧できるようになれば、正直要らないかも、と思っちゃいます。

 しかも「ほとんどの新聞社は投資に値しない」と言ったのが、ウォーレン・バフェット氏というのが大変重要ですね。氏は、私が見た事のある全ての著書に、コカ・コーラジレット、ハーシーと並んでワシントンポストの事も書かれています。

 それはイコール、新聞業界の事を調べに調べ尽くした人間が、業界全体として、ノーである。という判断を下したって事ですね。大変厳しい。

ちなみにそれより以前の日経ビジネスさんの記事にもこんなことが。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080731/166787/
メディア・パブさんの記事
http://zen.seesaa.net/article/109984828.html

で、現在(2009.7・9)の株価はといえば、
・・・4.91ドル・・・上記2記事よりもずっと下落してますな。

 超深刻ですね。海外の個別銘柄に関する情報はウォッチしていないので、増資等、株価を形成する要素云々は全く知らないわけですが、厳しいには違いないでしょう。


 「インターネット白書」を見ると、現在の日本人がどれくらい新聞・雑誌やTVなどからインターネットに移行しているのかが分かりますが、それを見ていると、日本も海外と同様の状況になる日って、思ってるよりもはるかに早いと思わざるを得ないです。

 ただし、現在欧米の新聞社がそのような状況であって、日本はまだ収益が安定している、というポジションであるからこそ、山ほど打てる手段があるってものですから、ただただ購読者が減って沈没、なんて事は無いと思います。世界の見本となる新聞社がとれるビジネスモデルを構築していただきたいものです。そんな私が参照した記事も、日経ビジネスなわけで(笑