ガッカリ

 今日、木曜日は私のお休みの日。そして今年は奥さんが大厄の年(昭和53年生)

 てなわけで、岡山県倉敷市由加山に厄除けに。

 由加山神社
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 由加山蓮台寺
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 さあこちら、奥さんの下調べによると・・・

 ”神社と寺があり、神仏習合ではあるが、お互いの争いが熾烈”との事。
 それを聞いて、ふっと私の頭をよぎったのが、かの日光東照宮日光東照宮ってば、なんやゆーたら、「ここでしか手に入らず、一回買えばずっとご利益のあるお守りです」みたいな、どこかしら商売っ気がちらりと見受けられるように感じられ、そこが個人的に、ちょっとだけイヤンな感じ。

 で、実際行ってみた由加山。こりゃすごい。
 どっちがどうだったかは言うつもりはないですが、ずっとアナウンスが鳴りっぱなし
 その中で一番気持ちが悪かったフレーズが「間違わないようにお参り下さいませ」という単語。放送で繰り返し、一分に数回程度流れてるんです。それも、その放送していない側を参ろうとしている階段部分で聞こえるわけです。

 商売っ気自体、大いに結構。現在ある大事な宝や慣習を維持したり、良くしたりするのに必要な事に思います。しかしながら、さすがにそのフレーズは、隣りあってる方を貶めるような表現に思え、俗物っぽさを感じて個人的にガッカリ。

 そして私の見たところ、どう考えても「両方とも見るべき」と思えるものがたくさんあるんです。特に一番素晴らしかったのは、蓮台寺の権現堂にある不動明王様(大きい方じゃないです)。物凄いパワーを感じました。どちらとも建物も素晴らしく、歴史を感じる事が出来、非常に満喫できるわけです。ただ、アナウンスだけちょっと勘弁、なわけ。
 それさえ無かったら文句無しに激オススメな観光スポットなんだけどなあ・・・神社が終わったらお寺どうぞ。お寺が終わったら神社どうぞ、みたいになってたら非常に気持ちが良いんだけども。そうゆーもんじゃないんですかね。
 ムツカシイデスネ。