速読について、意外とよく聞く勘違いされてること。

速読とは選択肢を持つということです。

僕が習うのは少し違う「フォトリーディング」というスキルですが、その話をした時に時々あるレスポンス。

「速読を習うと小説で感動出来なくなるらしいですよね。」って話。

出来るようになれば分かると思うんですが、大いなる勘違いです。

例えば、小説ではありませんが、僕は唯一読むマンガがあります。バガボンドという、宮本武蔵が主人公のマンガ。

これがなかなか発売されません。
次の本も、「春発売」となっていて、春?何月?みたいな(笑

僕はフォトリー出来ますが、四ヶ月とか待って、バガボンドの発売しているのを発見して即買いし、急いで家に帰って45秒で読書終了!その時に「速読イエス!一瞬で読めたぜ!」

って思うってこと?(汗

実際は、線画まで、武蔵と相手との文字になっていないやりとりまで想像して隅々まで何度も読み返します。
すげー遅いです(笑

はい。


例えば、心はまだ未練や後悔がたくさんあるのに、何かの要因から恋人と別れるようになってしまったとします。。。お互いのため、自分のために最良の選択をした、と思い、二人で話をして今日でお別れしよう、と決めた。二人で歩く最後の駅までの道。500m程度の道。歩いて10分。これが最後。言いたい言葉や感謝の言葉が出てきそうになるけどなかなか切り出せない。。。


その道のり、タクシー使うと思います?(汗



本一冊を早く読めるようになる、と言うのはそれに似ています。
要するに、目的の場所に行くのに、高速道路で行くのか、下道なのか?はたまた、寄り道してもいい。もっと言えば、行かなくてもいい。関係がオッケーなら、ドタキャンしてもいあ(笑

でも、原付しかなかったら?自転車しかなかったら?
まず、高速道路乗れないですよね。
行ける場所も限られますよね。
でも、楽しい人との旅なら下道でもオッケーですよね。

それが速読が「出来る」と言う事だと思います。高速では目的のものに早くアクセス出来ますが、細部は少し見えにくいです。

出来るようになるにはやや訓練が必要ですが、体得出来れば、人生にとっても強力な加速装置を手に入れる事が出来ます。是非頑張ってみてください!