お盆休みについて

当社のお盆休みですが、8/14から8/16までお休みさせていただきます。

お墓参りっていいですね〜。昔はただ、義務感で参ってたような気がします。
草取りをして、終わったらパンパンと拝んで帰るだけ。みたいな・・・(笑

今は、お墓に参っているとき、とても心が落ち着きます。幸せを感じます。
それだけ日々に追われているという事なんでしょうか。

ゆっくりした時間を贅沢に思える。

でも、そう思うためには、日常を一生懸命に生きていなきゃですね。

三日ほど、リフレッシュしたいと思います。

修行について

先日、不動産のことでかなり困っておられる方が来社されました。

音の面で苦労されているそうです。
「不動産屋からは一切そんな事は聞いていない。」・・・・ここまでは僕でもまあどうしようもない。
ですが、
「そのことを相談したけど、まともに取り合ってもらえない」

という事については少し疑問でした。

コミュニケーション講師もしているんですが、その立場としては、
「大変だったんだー」

という友人に対しては

「大変だったんだー、悩みだったらいつでも聞くよ」

というオウム返しでも十分に癒やされる。

契約をした不動産屋を頼ったにもかかわらずそのような対応をされ、とても傷ついておられた様子でした。

僕自身、色んな資格を取得しましたが、資格を沢山取ってみて思う事は、やはり「修行」の大切さだと思います。修行の1つに資格がある。

お客さんの言葉を聞き、向き合って、解決策を考える。

ここに不動産取引が産まれたら報酬が発生する。という事だと思います。


先ほどの「まともに取り合ってもらえない」
という事で言えば、「不動産での音の辛さ」を知って無ければ?考えた時間が十分でなければ?色んな人からお聞きする「音で苦労した」エピソードを沢山もって無ければ、「分からない」という事からそのような対応になってしまうのも頷けます。


私もその話しを聞き、やはり毎日、怠ることなく修行を重ね、お客様が言わんとすることをより鋭敏に察知出来るようになろうと考えました。

三月が終わりそうです

ふと気がつくと、三月が終わろうとしています。

もう今年も四分の一が終わるということです。
油断すれば、あっと言う間に2015年も終わってしまうかもしれませんねー。

こんな時、いつも思うのが習慣の力です。

毎日、というのは難しい事ですが、毎週とか毎月なら結構出来てしまいます。

定期的に、その場所に行くだけで、とか、誰かと実行していれば、なんとなーく、だらだらと一年、二年と続き、知らないうちに出来なかったことが出来るようになる。

結果、瞬発的な成長はなくても、短期的な学びよりもずっと深いものを手に入れることが出来ます。

僕も毎週、朝会という朝の勉強会をしていますが、気づけば5年。どれだけ物好きなんだ。と(笑

続いてみると、継続性がないのが悩みだったのに、継続してるやん!となっててビックリします。5年続いてて何言ってるの。と(笑

継続は力なり。とはよく言ったものですね。

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は一年間、東へ西へと走り回った一年間でした。
しかし、おかげさまで、何だか2015年を生きるヒントをいただけたように思います。

尚一層の努力を行ってまいりますので、宜しくお願い致します。

わが町の空き家について

この度、NPOを作ろうと思ってます。

私のまちの空き家・空き地を市場にオープンにする。という趣旨です。



空き家・空き地は不動産屋が扱わなければ難しいものだと思います。

しかし、取引価格が0〜500万円。距離は車で30分〜1時間。建物は比較的慎重に調査しなければならないもの。

いただける手数料は取引額の3%。

この状態であるがゆえに、市場に出せておりません。



ですから、団体を作り、その団体の皆で力を併せて、この問題に取り組もうと思っています。続報は随時お知らせいたしまーす。

空き家について色々思う所をこれから書いていこうと思う。

空き家の原因は新築住宅の「造りすぎ」

という記事を見ました。

私が不動産業を営んでいる府中市でも、空き家はどんどん増えています。
中心地に近い人に聞くと「そんなに多いんか!」
中心地以外の方に聞くと「そんなに少ないんか!」という空き家率です(笑

さてそんな中、将来は私のまちはどんな風になるんでしょう。

ハウスメーカー社長曰く「人口統計はこの世で最も狂わない」との事。

今日20歳の誕生日を迎えた人が20年後に何歳になるかは確定。という事を考えれば確かに頷けます。

ですから、人口がどれくらいになるのか、家がどれくらい空き家になるのか、今、世の中で観察することの出来る数字を全て集めたら、将来に向けてどうしなければならないのかが大体分かるんです。

2050年。居住地域の6割以上が人口が半分になり、2割以上が無居住化するそうです。
10年以内に消滅するおそれのある集落は全国に400以上だそう。

そうです。
10年以内に爆発する時限爆弾のスイッチ。押されてるんです。

私の出身は府中市でも中山間地域と呼ばれる田舎。

主な産業というか唯一ある産業が農業。


「若い衆」らが頑張ってますが、その若い衆は既に65歳を超えてます。
若い衆は既に持病を持ってる人が半分程度です。
その半分が、3−4人というボリュームです。

維持するとか維持しないとか言う話ではありません。良いとか悪いとかいう話でもありません。私のルーツである田舎は、そう遠くない将来。私が60歳になるよりずっと前に、地域として維持されない可能性がかなり高いです。

そんな中での今回の長嶋さんの記事。

不動産屋としてあるまじき発言かもしれませんが、土地を買って家を建てる事にかなり最近違和感を感じます。

わが町の将来の空き家率、30%。
両隣に家がある可能性は、5割程度という事です。少し田舎であれば、7割、中心部では3割という所でしょうか。

空き家・・・不法占拠や匂い、火事等、かなりリスクが高いです。
そして空き家が増えれば当然ですが、自治体単位での維持活動の負荷も高くなります。そしてその自治体そのものも、人口が今より何割か減った中では今よりも行政サービスのレベルはかなり低下するでしょう。

もしも家を建てるんであれば、長嶋さん他、色んな方、色んな省庁から出されている「コンパクトシティ」などの情報をしっかりと集めて、人口は減少するけどもその線引区域の内側の土地に建物を建てるべきなんじゃないかなと思います。


しかし、「夢のマイホーム」
この念仏のように小さい頃から唱えられたイメージを払拭する事はなかなか難しいとは思います。

建築・建設に携わっている職業の方がかなり多いのも事実。マイホームがダメというわけではありませんが、マイホームを建築する時には、「夢の間取りやタイプが選べるかどうか」よりも少し前の段階の事を考えるのが先決じゃないのかな。と思います。


夢のマイホームが「YES!良かった!」と最終的に思えるのは、20年以上後のような気がします。家を建てる時にはその20年後に少しだけタイムスリップして、その様子を見回してみるといいのかもしれません。

さて話は脱線しましたが、これから20年後、私は57歳です。
57歳の時、私はどんなまちの不動産屋なんでしょうか。

中学校のクラス数はいくつだろう(私が通ってた時1学年8クラス、今3クラス)
アパートの賃料はいくらでしょうか?
取引の平均坪単価はいくらなのかな。
管理物件の空室率はどうだろう。
空き地はどれくらいあって、空き家はどれくらいだろう。

長嶋修さんの本の中で書いてある「中古物件の取り扱い金額の境界線は1000万以上」という物件。どの程度のものになってるんだろう。

今日、3000万で作った家は、その時いくらで取引されるんだろう。

色んな情報を集めれば集めるほど、活躍の場が広がっていくような気がしてなりません。
空き家の話はまた次回も続きます。

まちヨミin府中市に参加してみた

読書会ってご存知ですか?
本を読む会です。

まちヨミin府中市に、主催者の1人として参加してきました。

3000円という参加費を払ってビジネス書を読むという、始める前は「なんぼでも来るでしょー!」と思い、集まりがいまいちだなあと思ったら、「3000円も払って誰が読書しに来るんや」と思うという、後手後手なイベントをさせていただきました(笑

さて今回、8月3日の13〜17時。4時間の読書会でしたが、皆さん本当にいきいきとしてよかったです。

課題本は、「2022−これから10年、活躍できる人の条件」という本でした。

2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)

2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)

これからの10年間で活躍出来る人の属性が変わるよ。って本ですが、この本そのものもとっても面白いですが、皆さんから出た意見がもっと面白かった。

6テーブルありましたが、6テーブルがそれぞれ、「家具の未来」「まちの未来」「道路の未来」「教育の未来」「読書の未来」などなど、全然違うテーマで対話していたんです!

一冊の本はあくまでお話をするキッカケ、大切なのはその対話の内容。と、ファシリテーターは仰ってましたがまさにその通り、たまたま座ったテーブルによって、内容はバラバラ。
もっと言えば読書も、読んだ本は同じでも、不動産屋は不動産業界のレンズを通して見、焼き肉屋は焼肉屋のレンズで見る。
おもしろいですね。


脳が疲労する。

上手なファシリテーターが誘導すると、脳はとてつもなく疲れます。が、これがまた心地良い疲労なんですね。


文字ではなかなかまちヨミの素晴らしさは書ききれませんが、次回、10月にまた開催するような動きになりそうですので、是非、今回来れなかった方は参加してみてください。